フォルクスワーゲングループジャパンは、4ドアクーペ「パサートCC」の仕様、装備を見直し発表した。
パサートCCは、2008年10月に国内導入し、エレガントなスタイリングや上級装備が人気の4ドアクーペだ。
大きな変更点として、顧客からの要望に応えたという、後席2名シートから3名シートに変更。また、ブレーキエネルギー回生システムをトゥアレグ、シャランに続き、新たに搭載している。
↑3名乗車に変更された
V6 4MOTIONに標準装備されていたフロントモニタリングシステム「Front Assist」に、自動ブレーキシステム「シティエマージェンシーブレーキ機能」を追加している。
フロントアシスト機能は、レーダーで前方の車両や障害物を検知してドライバーに警告するプリッシュラックシステムで、今回新たに、シティエマージェンシーブレーキを追加したことで、時速30km未満であれば自動的にブレーキを作動させ、衝突を回避、または、被害を最小限にとどめるという機能だ。V6エンジンモデルで標準装備、2LのTSIでオプション設定になっている。
2LのTSIは、エンジン出力が見直され、200PSから211PSに変更。また、新デザインのアルミホイールが採用され、エレガントな印象が一層高まっている。
価格は2LのTSIが従来モデルより11万円安い495万円。V6エンジンモデルが5万円アップの625万円となっている。
文:編集部 本田正隆