フォルクスワーゲン グループ ジャパンは2023年6月29日、現行モデルのポロ、ゴルフ、T-ROC、ティグアン、パサートなど26車種の運転支援システム「トラベルアシスト」に不具合があるとしてリコールを届け出た。
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このリコールは本社からの情報により実施されている。不具合の内容はアダプティブクルーズ・コントロール「トラベルアシスト」の制御プログラムが、開発時の評価が不十分であったため、プログラムに不備があるというもの。
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このため、ステアリングのハンズオフ検知時には、本来はアダプティブクルーズ・コントロールシステムが自動的にオフになるとされているが、そのまま作動するため保安基準に適合していないことになる。
対策は、該当車両のフロントカメラのコントロールユニットを対策プログラムに書き換えることになる。
該当車両は2022年8月〜2023年5月の間に輸入された、ポロ、ゴルフ/ゴルフ・ヴァリアント、T-クロス、ゴルフ・トゥーラン、T-ROC、ティグアン、ID.4、パサート・ヴァリアント、アルテオンの26車種、合計1万7634台となっている。
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