2013年4月10日、フォルクスワーゲングループジャパンは、「パサートTSI ハイライン」、「パサート ヴァリアントTSI ハイライン」に純正ナビシステムを標準装備化するなど仕様向上を行い、同日から発売を開始した。
「パサート」、「パサート ヴァリアント」は、ミッドサイズカーでありながら、排気量1.4Lのダウンサイジングエンジンと7速DSGを搭載し2011年5月に発売されている。最新のブルーモーションテクノロジーを備えたパワートレーンは、その排気量からは想像できない力強い走りと17.6km/Lの低燃費を実現し、エコカー減税100%適用という高い経済性を誇る。
今回発売する「パサート」、「パサート ヴァリアント」の「TSI ハイライン」は、パサートシリーズ初の駐車支援システム「Park Assist」、フルカラー・マルチファンクションインジケーター、純正ナビゲーションシステム「712SDCW」を標準装備とし、さらにアルミホイールのデザイン変更を実施。一方、「TSI コンフォートライン」は、明るいデザートベージュ内装を新設定した。
「Park Assis」は、同社のラージクラスミニバン「シャラン」で国内初採用され、その後ゴルフ・トゥーランにも設定された装備で、車庫入れ等を苦手とするドライバー向けに、駐車場へのステアリング操作を自動化する運転支援システムだ。
またVW純正ナビゲーションシステム「712SDCW」は、大容量のSDナビゲーションシステムを中核に、リヤビューカメラ「Rear Assist」と最新のDSRC(ITSスポット対応システム)車載器(ETC機能付)を組み合わせたもの。
価格は「パサート TSI ハイライン」が399万円、「パサート ヴァリアント TSI ハイライン」は422万円と、装備の充実度に対して戦略的な価格設定としている。