2012年7月25日、フォルクスワーゲングループ・ジャパンは最量販ミニバンモデル「ゴルフ・トゥーラン」の仕様向上し、同日から発売を開始したと発表した。
今回のゴルフ・トゥーランの仕様変更は、コンパクトミニバンとして初のドライバー疲労検知システム「Fatigue Detection System」(ファティーグ・ディテクションシステム)を全車標準装備としたほか、前席ヘッドレストに前後調整機能を追加した。
フォルクスワーゲン独自のFatigue Detection Systemは、ドライバーのステアリング操作を監視することで、長時間の運転などによるドライバーの疲労を検知すると、警告灯を点灯させて休息を促し、警報音を発して集中力の低下を警告するシステムだ。
さらに新たなオプションとしてフォルクスワーゲン純正ナビゲーションシステム「712SDCW」を設定した。大容量のSDナビゲーションシステムをベースにした「712SDCW」は、リヤビューカメラ「Rear Assist」や最新のITSスポット対応システム(ETC機能付)を備え、オンライン交通情報を取得できるシステムを採用している。
価格は「ゴルフ トゥーラン TSI コンフォートライン」が従来より1万円アップの294万円。「ゴルフ・トゥーラン TSI ハイライン」は価格は据え置きの339万円。また新規設定オプションのフォルクスワーゲン純正ナビゲーションシステム「712SDCW”パッケージは25万2000円となっている。