【フォルクスワーゲン】ゴルフが2グレードの装備を充実させ、モデル名に「Premium Edition」を追加

2011年7月28日、フォルクスワーゲン グループ ジャパン(以下VWJ)はゴルフのエントリーグレードの「TSI Trendline(トレンドライン)」と最量販グレ ードの「TSI Comfortline(コンフォートライン)」の装備を充実させると同時に、末尾に「Premium Edition(プレミアムエディション)」を付加。「TSI Trendline Premium Edition」と「TSI Comfortline Premium Edition」として、8 月 3 日より販売を開始すると発表した。

↑TSI トレンドライン Premium Edition

6世代目となる現行のゴルフは2009 年 4 月の発売以来、ボディ剛性や走りの質感、直噴プラス過給によって動力性能と環境性能を両立した TSI エンジンや DSG トランスミッションなどが高い評価を得てきた。また2010 年 2 月には、TSI Comfortlineが輸入ガソリン車として初めてエコカー減税対象モデルに認定されている。2011 年上半期の販売台数は約 9000 台に達しており、VWJの販売の4割近くを占める主力モデルとなっている。

新たに販売する プレミアムエディションの両モデルには、ユーザーから要望の高かったアイテムを標準装備とすることで商品力を高めている。

↑TSI トレンドラインPremium Editionのインパネ

まずトレンドラインではパワートレインに小変更を施し、1.2Lエンジンの最大トルクの発生回転数を1550 から 1500rpmに変更。低速トルクを厚くすると同時に10・15 モード燃費も 17.0km/L から 17.4km/L に向上させている。外装ではアルミホイールやフロントフォグランプを新規に採用。内装ではステアリングホイールなどの素材を一部レザーにグレードアップしたほか、シート地や装飾パネルのデザイン変更を行った。

↑1.2Lエンジンはさらに低速トルクの厚みが増した
↑TSI コンフォートライン Premium Editionは1.4Lエンジンを搭載

1.4L シングルチャージャーTSI エンジンを搭載するコンフォートラインでは、 バイキセノンヘッドライト(ダイナミックコーナリングライト、ヘッドライトウォッシャー付き)やダークテールレンズを標準で採用したほか、アルミホイールのデザインも変更された。また内装はアルカンターラ&ファブリックシートなど、さらに上級のグレードの「Golf TSI Highline(ハイライン)」に相当する1ランク上の装備内容も組み込んだ。

希望小売価格(消費税込み、以下同)はトレンドライン(正式名称Golf TSI Trendline Premium Edition)が従来比プラス6.0 万円の263.0万円、コンフォートライン(同Golf TSI Comfortline Premium Edition)が同じくプラス11.0 万円の289.0万円と、装備の充実を考えると魅力的な設定だ。また両グレードとも従来同様、エコカー減税(75%)の対象となる。

最後に、上級グレードのハイライン(Golf TSI Highline)も仕様の見直しを行い、オプション装着(14.7万 円)だったバイキセノンヘッド ライト(ダイナミックコーナリングライト、ヘッドライトウォッシャー付き)を標準装備としたことで、価格が329.0万円となった。

VWジャパン公式ウェブサイト

COTY
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