2006年9月に初代クロスポロが発売。先代ポロをベースにＳＵＶのスタイリングで1.6ＬＮＡエンジン+6速ＡＴを搭載していた。今回の新型クロスポロは09年に発売され、今月よりエンジンが1.2Ｌ、ＴＳＩ+7速ＤＳＧを新規搭載して登場したのだ。
＜主な特徴＞
ＳＵＶテイストな専用エクステリアで、車高が高められ、シルバールーフレールが装備されている。インテリアではエクステリアとのマッチングが図られ、アクティブなイメージで仕上げてある。そして17インチアルミが標準装備で迫力ある足元を演出している。地上最低高は通常のポロより15ｍｍ、ルーフレールを含む全高は30ｍｍ高くなって1710ｍｍ。全長は40000ｍｍ、全幅1710ｍｍとなっている。
また、ＥＳＰやカーテンエアバッグを含む6つのエアバッグなど、上級車なみの安全装備を標準装備している。
エンジンユニットでは1.2ＬＴＳＩを日本専用にＥＣＵチューニングが施され、その結果燃費値換算によるＣＯ2の排出量125ｇ/ｋｍになっている。この直噴ターボエンジンは、175Ｎｍの最大トルクを1550ｒｐｍという低回転から発揮し、その結果、0-100ｋｍ/ｈ加速は9.9秒と従来の1.6Ｌモデルの12.4秒を大幅に上回る結果を出しており（いずれもドイツ計測値-プレスリリースより）低燃費な環境型となりながらも、出力は先代モデルよりパワフルになっている。
＜エコカー減税は最大32万円＞
10・15モード燃費は平成22年度燃費基準16.0ｋｍ/Ｌ（ポロクラスの場合）を15％以上も上まわる18.6ｋｍ/Ｌを実現し、低排出ガス車認定☆☆☆☆を取得。エコカー減税は（50％減税）の対象となり、取得税5万5700円プラス重量税2万2500円の合計7万8200円が減額される。合わせて、購入補助金の対象にもなり、こちらは車齢13年超の廃車を伴う場合は25万円、それ以外の新車購入であれば10万円の補助が受けられ最大32万円の購入補助が可能である。
欧州ではこの小型ＳＵＶが人気のようで、先日もスバルからインプレッサにＸＶがラインアップに加わったように、注目のカテゴリーといえそうだ。今後国内でも人気になるのか注目したい。
ＣｒｏｓｓＰｏｌｏ
ボディカラー 全4色 マグマオレンジ（専用色）、ディープブラックパールエフェクト、フラッシ ュレッド、リフレックスシルバーメタリック
エンジン 1.2Ｌターボ 直列4気筒ＳＯＨＣ、インタークーラー付ターボ
出力 77Ｋｗ（105ｐｓ）/5500ｒｐｍ、175Ｎｍ（17.8ｋｇｍ）/1550-4100ｒｐｍ
タイヤ＆ホイール 215/45-17、7.5Ｊ×17アルミホイール
価格 260万円
