ボルボ・カー・ジャパンは2025年5月29日、コンパクト・シティSUV「XC40」の仕様を一部変更するとともに、新価格を適用して発売した。
今回の仕様変更では、EX30やXC90などの最新のボルボ車と同様の新しいインターフェイスを採用したセンターディスプレイ・グラフィックとなり、快適で操作性に優れた次世代のインフォテイメントを搭載した。
新しいインターフェイスでは、ホームボタンで地図などが表示されるメイン画面に簡単にアクセスできるようになっている。また、ナビゲーションを画面上部に表示することで、運転時の視線移動を最少にした。
さらに、ウィジェット機能により、お気に入りのメディアやハンズフリー通話などに簡単に切り替えが可能となった。コンテクスチュアルバーでは、走行状況などに応じて、例えば低速になると車外カメラのアイコンが表示されたり、よく使用するアプリが表示されるなど、使い勝手が向上している。
こうした新インフォテイメントにはクアルコム社の次世代のコンピューター基盤Snapdragon Cockpit Platformが導入され、システムにはGoogleを搭載しており、従来と比べて処理速度は2倍以上、グラフィックの生成速度は10倍に向上し、より快適でスムーズな操作を実現している。
安全面では、パイロットアシストにエマージェンシー・ストップ・アシスト機能が追加された。この機能は、「パイロットアシスト」作動中に、ドライバーが両手でステアリングホイールを握るよう求められても反応しない場合に、自動で車両を安全に停車させる機能だ。
また、新たにB3パワートレーンのラインナップに、本革シートやオレフォス製のクリスタル・シフトノブ、ハーマン・カードン製のプレミアムサウンドシステム、5スポーク18インチ・アルミホイール（ダイヤモンドカット/ブラック）など上質な装備の「Ultra B3」を追加している
ボディカラーには、新たにデニムブルー、オーロラシルバー、フォレストレイクの3色が追加されている。
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