ボルボ・カー・ジャパンは2021年11月16日、2015年型~2019年型「V40]、「V40クロスカントリー」の給油口に不具合があるとしてリコールを届け出た。
この不具合は市場からの129件の報告によるもので、V40シリーズの燃料フィラーはキャップレス仕様で、フィラーインサート(燃料給油口)の防水設計が不適切なため、大雨などにより燃料装置内部へ雨水が浸入することがあるという不具合が生じている。
雨水が侵入することで、燃料装置が腐食し走行中エンストやエンジン始動不良、または燃料漏れに至るおそれがある。
対策は、該当車両のキャップレス フューエルフィラーインサートへウォーターカバーを取り付けし、雨水の侵入を防止することになる。また既に燃料装置への雨水が混入していないかフューエルフィルターを点検する。なお燃料装置へ雨水の混入や腐食がある場合は、該当部品を交換することになる。
該当車両は2015年6月~2019年1月の間に輸入されたV40、V40クロスカントリーで、合計1万5345台となっている。