ボルボ 新プラットフォームを採用したコンパクトカーを2017年に発売

T5 Twin Engine on CMA

ボルボは、新たに開発した「コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー(CMA)」のプラットフォームをベースに、コンパクトカーのラインアップを拡大し、新たなセグメントに参入することを発表した。

CMAは、新世代ボルボのプラットフォームとして採用が始まっている「スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー(SPA)」の小型版で、SPA同様の先進性を備えており、CMAをベースとした新型車は2017年の発売を予定している。

また、CMAはSPAをベースにした上級モデルと同様、通常エンジンとプラグインハイブリッドの両方に対応できるほか、最先端のインフォテイメントやデータネットワーク、安全システムが組み込まれ、これらがコンパクトカーにも搭載されることとなる。

新世代プラットフォームのCMAとSPAにより、ボルボは今後4年以内に全ラインアップを刷新し、年間販売台数80万台への引き上げを目標としている。このプロジェクトはすでに始まっており、欧州でデビューした新型XC90を皮切りに、新型プレミアムセダンのS90が間もなく発売されるという。

加えて、CMAは幅広い車種でパワートレーンや電装システムなど、さまざまな要素を同じアーキテクチャーに組み込むことが可能で、将来的にボルボの生産方式を変え、コスト面でスケールメリットを生み出す。

また、CMAは電動化を想定して設計されており、2017年にはツインエンジン・プラグインハイブリッド車がコンパクトモデルでデビューすることになりそうだ。

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COTY
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