ボルボ V60ポールスターがWTCCのセーフティーカーでデビュー

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ボルボ・カーズは、FIA(国際自動車連盟)の世界ツーリングカー選手権(WTCC)との間で、長期に渡る契約を締結したことを発表。「V60ポールスター」が今シーズンのWTCCからオフィシャルセーフティカーとしてデビューする。

V60ポールスターのセーフティカーは、義務付けられた所定の安全装備が施されている。具体的には、ロールケージや救護および通信機材が装備され、FIAやWTCCのプロモーターが定める厳格な技術面、安全面での要求事項を満たしており、ボルボの安全性とその技術がレースシーンでも認められたこととなる。

レースでは、ドライバーとオブザーバーにより、WTCC各レースに先立ちコースを走行し、オープニングラップでは隊列の後方からレースを見守ることとなる。

ボルボのパフォーマンスブランド、ポールスターのモータースポーツ担当責任者、アレクサンダー・ムルドゼフスキーは、「V60ポールスター・セーフティカーという形で、選手権の安全を守る重要な役割を担うと同時に、レーストラックと公道の距離を近づけ、私たちのレースカー技術を身近に感じていただくことが可能となる」と語っている。

V60ポールスターは、20年間にわたるモータースポーツの経験を通じて開発され、ユーロNCAPによる安全評価で5つ星を獲得した高い安全性とともに、ドライバーとの一体感や精緻なハンドリング、スポーツドライビングを楽しむことができる。この開発には、ポールスター・サイアン・レーシングのドライバー、テッド・ビョーク、ロバート・ダールグレン、フレドリック・エクブロクも携わっている。

ポールスターは、モータースポーツパートナーであるサイアン・レーシングと共に、今シーズンから複数年計画でWTCCに参戦。S60&V60ポールスターをベースに新規開発した2台のS60ポールスターTC1レースカーでシーズンを戦う。

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