ボルボは2023年10月25日、初の電動プレミアムMPV(Multi Purpose Vehicle)「EM90」を11月12日にワールドプレミアを行なうと発表した。
EM90は、ボルボ初のMPVであり、車内で過ごす時間を最大限に楽しむために設計され、まるで動くリビングルームのようなクルマとしている。ライバルはトヨタ アルファード、レクサス LMだ。
もちろんボルボらしく、世界トップレベルの安全性を確保し、高強度のボロン鋼を含む様々な形状の高張力スチール製で、起こりうる衝突による衝撃を効率的に吸収する。ダブル構造のAピラーは、ドライバーにクリアな視界を確保している。
EM90の内部には、多様な安全・先進運転支援システムが搭載され、ソフトウェアと高解像度カメラ、360度ビューカメラ、ミリ波レーダー、超音波センサーで構成される広範なセンサー類によって実現される先進運転支援機能を装備。
電動MPVであるEM90は、スチールやアルミニウムによる強固な構造など、最先端のバッテリー保護技術を装備しており、実際の道路上での衝突時に安全で安定した性能を発揮する。
インテリアは、動くスカンジナビアのリビングルームとし、広い、くつろげる快適な室内空間としている。さらに独自の空気清浄テクノロジーが装備され、バウアーズ&ウイルキンス製オーディオによる高次元のサウンドを楽しむことができる。
この新型EM90は、11月12日のワールドプレミに合わせ、まず中国市場で受注が開始される。