【ボルボ】1.6L直噴ターボ搭載の「S60 T4 R-DESIGN」を限定発売

S60 T4 R-DESIGNの画像
↑3.0Lエンジンを搭載していた従来のR-DESIGNは579.0万円。限定車は435.0万円

ボルボ・カーズ・ジャパンは2 月21 日、ミドルレンジのスポーツセダンであるS60に特別仕様車の「S60 T4 R-DESIGN」を設定し、100台限定で販売を開始した。従来S60のR-DESIGNは3.0Lターボエンジン搭載モデルにラインアップされていたが、今回は高効率な1.6L直噴ターボエンジン搭載車をベースとしたことで、435.0万円(消費税込み、以下同)という魅力的なプライスも実現している。

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ボルボにおけるR-DESIGNとは、単なる外観のドレスアップにとどまらず、スポーティでダイナミックな走行性能を与えられたモデルにのみ許される名称だ。今回のS60 T4 R-DESIGNも長期間に及ぶテスト走行を実施。走行性能と快適性の高次元でのバランスを目指して開発が行われた。

具体的なアイテムとしてはまず、フロントにストラットタワーバーを追加してボディ剛性を向上させ、ステアリングの応答性を改善。またリヤサスペンションにモノチューブダンパーを採用し、リヤタイヤの接地感と追従性を向上させている。さらに前後ともスプリングをダイナミックシャシー搭載モデル(T6 AWD SE)に比べて15%も強化。リヤのブッシュは同じく20%強化し、さらにフロントのブッシュは先代のS60に比べて400%も強化し、車体のコントロール性能を上げている。

S60 T4 R-DESIGNの画像S60 T4 R-DESIGNの画像

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エクステリアではフロントグリルを光沢のあるピアノブラックカラーに塗装して他のモデルと差別化。特徴的な専用フロントバンパーとリヤディフューザー、デュアル出しのスポーツテールパイプ、5本スポーク&ダイヤモンドカットの18インチアルミホイールなども個性を演出している。

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一方でインテリアではシートに新たなクッション素材を採用。硬さの違う二層のクッション素材が、柔軟性を確保しつつ、適度なサポートを保つシートバランスにより、ドライバーの体型に関わらず適切にダイナミックな運転をサポートするとしている。またシート表面のレザーやテキスタイル素材、ステアリング及びシフトノブの本革、ペダル、フロアマットも専用のスポーツ仕様となっている。

さらに25万円のメーカーオプションとしてボルボ自慢の「セーフティ・パッケージ」が選択可能だ。これには歩行者検知機能付き自動ブレーキやアダプティブ・クルーズ・コントロール、車間警告機能、ドライバー・アラート・コントロール、レーン・デパーチャー・ウォーニング、ブラインドスポット・インフォメーション・システムが含まれている。

■VOLVO S60 T4 R-DESIGN主要諸元

●全長4630mm×全幅1845mm×全高1480mm ●重量=1540kg ●エンジン=DOHC4気筒ターボ/1595cc ●最高出力=132kW(180ps)/5700rpm ●最大トルク=240Nm(24.5kgm)/1600rpm?5000rpm ●トランスミッション=6速AT●10・15&JC08モード燃費=12.8km/L ●駆動レイアウト=FF  ● タイヤ&ホイール=235/40 R18、8.0Jx18アルミホイール ●ハンドル位置=右


ボルボ・カーズ・ジャパン公式サイト

COTY
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