ポルシェ ジャパンは、2016年シーズンのモータスポーツプログラムとして、「ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)」と「ポルシェGT3カップチャレンジ ジャパン」の開催概要を発表した。
2001年のシリーズ初開催以来、今年で16年目のシーズンを迎えるPCCJは、現在、国内で開催されている正規インポーターやメーカーが主催するワンメイクレースの中で、最も長い歴史を持つ。厳格なレギュレーションのもと、完全なイコールコンディションで競技が行われるのが特徴で、プロを目指す若手ドライバーの登竜門としても知られている。
最高出力460psを誇る「911 GT3 Cup」による究極のワンメイクシリーズで、2016年シーズンは7イベント10レースを予定(テスト含む)。開幕戦は4月9日と10日に開催する岡山国際サーキットで、その後、富士スピードウェイで3イベント、鈴鹿サーキットで2イベントを開催。国内レース最大の観客動員数を誇るSUPER GTでの開催を中心に、ポルシェ カレラカップ アジアが併催される「ザ・ワンメイク祭り」、シリーズクライマックスとなる世界最高峰のステージ「F1日本GPサポートレース」で、雌雄を決する。
一方のポルシェGT3カップチャレンジ ジャパンは、世界14ヵ国で開催されているポルシェモータースポーツ公認のレースシリーズのひとつ。カレラカップシリーズのステップアップカテゴリーとして日本をはじめ各国で高い人気を集めている。
2016年シーズンは、開幕戦となる5月15日の富士スピードウェイを皮切りに、全5大会を開催。1大会2レースの1Dayレースとしての形式はそのままに、それぞれの大会前日にも30分の公式練習(専有走行)を設定する。