【希少限定モデル】1970年代の興奮がよみがえる。マルティニカラーの911カレラS

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2014年6月10日、ポルシェ本社は、世界耐久選手権(WEC)のLMP1クラスへの復帰を記念し、ポルシェ・エクスクルーシブ(カスタム工房)による911カレラSの「マルティーニレーシングエディション」を発表した。

伝統的なマルティーニレーシングのカラーデザインで飾られた911の限定モデルは、1970年代のレーシングカーのスタイリングが反映され、917や935「モビーディック」など、ル・マンで活躍した伝説的なポルシェのレーシングカーに対する敬意が表現されている。

今回発表された911カレラS マルティーニレーシングエディションは80台限定で、ヨーロッパの一部、日本、中国、およびラテンアメリカ市場でのみ販売されるという希少なスペシャルモデルだ。 ただしポルシェ・テクイップメント(アクセサリー部門)では、ドイツとその他市場において、911モデルのためにアフターマーケットキットとして「エクスクルーシブ・マルティーニデカールセット」を販売するという。

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ボディカラーはホワイトとブラックの2色。フロントフード、ルーフセクション、リヤウイング、両サイドが、マルティーニの特徴的なブルーとレッドのカラーパターンによる「マルティーニレーシングデザイン」のデカールセットによって強調さている。 専用フロントエプロンはカップ・エアロキットをベースにし、リップスポイラーを備える。 リヤの固定式スポイラーがスポーティなルックスを強調。「911 Carrera S – Martini Racing Edition」のモデル名が赤く浮かび上がるステンレス製のイルミネーテッド・ドアエントリーガードが特別なモデルであることを表す。

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インテリアパッケージは、「Martini Racing Edition」ロゴをあしらったボディカラー同色のダッシュボードアクセントが設けられ、スポーツデザイン・ステアリングホイールとスポーツクロノパッケージも標準装備されるす。また、Boseサウンドシステム、ブラックの文字盤のレブカウンター、ブラックレザーの電動スポーツシートなど標準装備される。

エンジンは最高出力400psを発生する3.8Lの水平対向6気筒で、標準の911カレラSに匹敵する動力性能をもたらす。PDK仕様車でスポーツ・プラススイッチを使用すると0-100km/h加速タイムは4.1秒。NEDC(新欧州サイクル)での総合燃費も8.7L/100km(CO2 排出量は202g/km)。 各市場への導入は、オランダ、イタリア、スペイン、ポーランド、ウクライナ、チェコ、キプロス、フィンランド、イギリスは2014年6月、中国は2014年8月、そして日本とラテンアメリカは2014年10月以降を予定しているという。

ポルシェ・ジャパン公式サイト

COTY
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