2014年1月29日、ポルシェ・ジャパンは新型911タルガ4、911タルガ4Sの予約受注を2月1日から開始すると発表した。なおデリバリーは4月以降になる見込み。そのため価格は8%の消費税込みとなっている。
991型をベースにして新登場した911タルガは、1月13日から開催されたデトロイトショーでワールドプレミアを行なった。クラシカルなタルガのコンセプトを守りながら、最先端の可動ルーフテクノロジーを初採用しているのが注目点だ。もはや伝説ともいえる初代タルガと同様に新型タルガもワイドなBピラーを備えている。そしてルーフ部分はが可動式となっており、Cピラーは省略されリヤウインドウがサイドに回り込む造形となっている。
![911タルガ4S](https://autoprove.net/wp-content/uploads/2014/01/P14_0006_a4_rgb-449x300.jpg)
![P14_0009_a4_rgb](https://autoprove.net/wp-content/uploads/2014/01/P14_0009_a4_rgb-449x300.jpg)
新型タルガのルーフはボタンひとつで開閉できる。ボタンを操作すると、フルオートマチックのルーフシステムによりコンバーチブルトップはリヤシート後方に格納される。
この新型タルガは2バージョンが用意され、いずれも4WDを採用している。911タルガ4は、350psを発生する水平対向3.4Lエンジンを搭載している。ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)、スポーツクロノパッケージを装備し、0-100km/h加速は4.8 秒。最高速度は282km/h。NEDC(新欧州サイクル)における燃費は 8.7L/100km、CO2排出量は204g/km。
![911タルガ4](https://autoprove.net/wp-content/uploads/2014/01/P14_0019_a4_rgb-449x300.jpg)
![タルガ4のインテリア](https://autoprove.net/wp-content/uploads/2014/01/P14_0022_a4_rgb-449x300.jpg)
トップモデルの911タルガ4Sは、排気量3.8Lで400psを発揮する。スポーツクロノパッケージを装備した場合、最高速度は296km/hに達し、0-100km/h加速タイムは4.4秒をマークする。NEDCにおける燃費は9.2L/100km、CO2排出量は214g/kmだ。
4WDシステムは新型タルガ専用に設定されたポルシェ・トラクション・マネージメント(PTM)とし、あらゆる天候および路面状況でも最適なドライビングダイナミクスを安心して楽しむことができる。