ポルシェ ジャパンは、ジュネーブモーターショーにおいてワールドプレミアを果たしたパナメーラの新たなトップモデル、パナメーラ ターボS E-ハイブリッドの予約受注を、2017年4月19日より日本全国のポルシェ正規販売店にて開始した。
パナメーラ ターボS E-ハイブリッドは、これまで最も高性能だったパナメーラ ターボと同じ、404kW(550PS)を発生する4.0LのV8ターボエンジンを搭載。これにパナメーラ4 E-ハイブリッドと同じ100kW(136PS)の電気モーターを組み合わせることで、システムトータルで500kW(680PS)の最高出力を発生する。
アイドル回転数を少し超えた回転域から発生する、最大850Nmという太いトルクと、広いパワーバンドによって、0-100km/h加速タイムはわずか3.4秒。最高速度は310km/hをマークする。
トランスミッションは、他の全ての2代目パナメーラ モデルと同様に、高速シフトの8速ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)を採用。そこからアダプティブ4WDシステムのポルシェ・トラクション・マネージメントシステム(PTM)に駆動力が伝えられる。
E-ハイブリッドのシステムは、スポーツカーの性能、長距離の快適性、および効率性を兼ね備えているのが特徴で、通常の市街地走行等では、純粋な電気駆動の「E-パワー」モードによるゼロエミッション走行が可能。しかも50kmという十分な航続距離を持っている。
この4ドアグランツーリスモには、ホイールベースを150mm延長したパナメーラ ターボS E-ハイブリッド エグゼクティブも用意されている。
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