ポルシェ・ジャパンは2018年11月1日、10月2日のパリモーターショーのプレスデーでワールドプレミアされた新型「マカン」の予約を11月2日から開始すると発表した。ただし、日本での発売は現時点では未定だ。
新型マカンは従来型のV6エンジンからダウンサイズした水平対向2.0L直噴ターボエンジンを搭載し、245ps/370Nmを発生する。最新の排ガス規制に適合し、排気粒子フィルター(GPF)も装備している。トランスミッションは7速PDK(DCT)を組み合わせ、0-100km/h加速タイムは6.7秒、最高速は225km/h。
新型マカンはシャシーを大幅改良し、乗り心地とドライビングプレジャーを大幅に向上させているという。従来より大径のタイヤを装備し、インテリジェント4WDシステム(PTM)も搭載。タイヤ/ホイールサイズは18からインチから選択できる。
また新型は最新コネクテッド技術「ポルシェ・コネクトプラス」、HERE(ヒア)社のクラウドと常時接続しているオンライン・リアルタイム・ナビを採用。もちろんスマートフォンを接続することで各種アプリも利用できる。また操作は音声コントロールを採用している。ドライバー支援システムは、渋滞対応のアダプティブ・クルーズコントロールなどを装備。
なおポルシェ・ジャパンは、新型マカンのベース価格は699万円と発表しているが、発売開始時には、フル装備装の「ファーストエディション」(889万2000円〜932万6000円)、およびスポーツ仕様の「シュポルトエディション」(916万4000円〜959万8000円)からデリバリーを開始する予定としている。