ポルシェジャパンは2022年11月2日、718ボクスター、718ケイマンに斬新なカラーと調和のとれたコントラストパッケージを採用とした「718ボクスター スタイルエディション」、「718ケイマン スタイルエディション」の予約受注を開始した。
水平対向エンジンをミッドシップとした718モデル・レンジは、ドライビングプレジャーと日常の実用性の高次元な融合を体現してきた。スタイルエディションは、目を見張るようなデザインを重視する顧客のために用意された特別なバージョンだ。これは964型のポルシェ911カレラRSに採用されていたエクステリアカラーを現代的に解釈した赤色のルビースターネオがその象徴といえる。
ルビースターネオ以外のカラーでも、新しい718モデルは明確に識別することができる。たとえば、ホイールカバーにポルシェカラークレストをあしらったハイグロスブラックの20インチサイズの718スパイダー・ホイール、ブラックのスポーツテールパイプ、あるいはリヤのハイグロスシルバーの“Porsche”ロゴでも識別できる。
718ボクスター スタイルエディションは、“Boxster”のエンボスロゴが、サイドウインドウ上部のソフトトップに専用のラベルとして追加されている。718スタイルエディションのコントラストパッケージは、追加料金なしでブラックとホワイトの2種類から選択できる。
どちらを選択しても、フロントラゲッジコンパートメント・リッド上のデコレーティブストライプ、サイドの“Porsche”デコレーティブロゴ、ホイールのブラック&ホワイトハイグロス塗装仕上げ、リヤのモデルロゴが含まれる。スタイルエディションモデルのインテリアには、ブラックのレザーパッケージ(チョークのコントラストステッチ付)、ステンレスドアエントリーガード(イルミネーテッド)、ポルシェクレストヘッドレストが装備されている。
装備では、LEDデイタイムランニングライトを備えたバイキセノンヘッドライト、クルーズコントロール、ヒーター付きスムースレザー・マルチファンクション・ステアリングホイール、シートヒーター、2ゾーンオートクライメートコントロール、フロアマット(クレヨンのコントラストステッチ付)、ブラックのレザートリム(クレヨンのコントラストステッチング付)、パワーステアリングプラスが標準装備だ。さらに広範なオプションで、両モデルをさらにグレードアップすることも可能。
スタイルエディションのパワートレインとシャシーは、両モデルで違いはない。いずれも、300psの2.0L・水平対向エンジンをシートの後方に搭載した718ボクスターと718ケイマンのエントリーモデルをベースにしている。
この4気筒ターボエンジンは、最大トルク380Nmを発生し、6速MTを標準装備するスタイルエディションの0-100km/h加速タイムは5.1秒(オプションの7速PDK使用時は4.7秒)を実現。いずれのトランスミッションを選択しても、両モデルの最高速度は275km/hに達する。