ポルシェ 電気自動車オーナー向けの独自の充電ネットワークを拡充

ポルシェジャパンは2022年4月13日、ポルシェの電気自動車オーナー向けの独自の充電ネットワークをホテルやゴルフ場など目的地となる場所に設置する「ポルシェデスティネーションチャージングステーション」をゴルフ場の太平洋クラブ全コースにそれぞれ2基ずつ設置し、4月29日から提供を開始すると発表した。

「ポルシェデスティネーションチャージングステーション」は、ホテルや温泉施設、レストラン、ゴルフ場などのレジャー施設を中心に展開する普通充電器設置プログラムだ。これにより、設置されている施設利用者のポルシェ電気自動車、PHEVは無償で充電できるわけである。

今回新たに設置される太平洋クラブには、各コース2基ずつの普通充電器ポルシェモバイルチャージャー(8kW出力)が施設内の駐車場へ設置される。約9時間で、80%以上(走行距離300㎞分)の充電を行なうことができる。また4時間程度の滞在であっても、約100km走行可能な充電が可能だ。

2020年10月に1つ目となる箱根エリアでの開設以降、設置施設を順次拡大し、現在58ヵ所(119基)が稼働中だ。また、ポルシェジャパンでは、CHAdeMO規格として国内でもっともパワフルな150kWの出力に対応した都市型充電インフラ「ポルシェ ターボチャージングステーション」も展開しており、虎ノ門ヒルズをはじめ、東京、名古屋、大阪で6ヵ所(11基)が稼働している。

日本で150kWという最大出力を持つ「ポルシェ ターボチャージングステーション」

ポルシェジャパンは、急速充電器(最大150kW級出力、CHAdeMO規格)と普通充電器(8kW出力)の独自の充電ネットワークを展開する他、日本国内のポルシェセンター34拠点38基のポルシェターボチャージングステーションと同規格のDCチャージャーが稼働していおり、ポルシェセンターでの設置は、2023年末までにすべて完了する予定になっている。

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ポルシェ・ジャパン 公式サイト

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