ポルシェ・ジャパンは、2019年5月28日に今秋に開催される東京モーターショーへの出展を止め、ミレニアル層を中心とした次世代に向けた独立型ブランド・エキシビション「scopes Tokyo(仮)」を、2019年11月に東京都・渋谷区において、約1ヶ月の期間限定で開催すると発表した。
「scopes」は「想像力と共振」をテーマに、ソーシャルとエンターテインメントを両輪としたポルシェ独自のイベント&エキシビジョンで、ポルシェが全世界的に次世代カスタマーと定義するミレニアル層に向け新たなブランド価値を発信・体験する場と考えている。
2018年9月にドイツ・ベルリンで初めて開催され、2019年5月にはオランダ・アムステルダムで開催されている。日本は世界で3か所目の開催となる。
なお、「scopes Tokyo(仮)」の開催概要詳細はまだ未定のため、開催場所や内容が決定次第、改めて発表するとしている。
東京モーターショーに限らず、世界の有名モーターショーは、近年、出展を取り止める自動車メーカーが出始めている。メーカー間の競争が激しくなり、横並びのモーターショーではなく、その自動車メーカー独自のブランド価値を独自の場でアピールすることを選ぶ自動車メーカーは今後も増えていく気配が感じられる。