【ポルシェ】カイエンのフラッグシップ「カイエン・ターボS」の受注を開始

2012年10月15日、ポルシェ・ジャパンは、11月1日からカイエン・シリーズのフラッグシップとなるニュー「カイエン・ターボS」の予約受注を開始すると発表した。

カイエン・ターボSはポルシェのSUVシリーズのトップモデルで、最高出力550psという高出力を発揮。そのスポーティな走りは、動力性能でメルセデスML63 AMG(525ps)に対抗するモデルと位置付けられる。カイエン・ターボSは、熟成されたアクティブシャシーを備え、ドライビングパフォーマンスの点で多くのスポーツカーを凌駕する。

4.8 L V8ターボエンジンの出力は550ps

また本格的なオフロード走破性、走行時の快適性、強力な牽引性能など、多彩なパフォーマンスもカイエン・ターボSの特徴といえる。燃費はカイエン・ターボと同等の11.5L/100km (新欧州ドライビングサイクル)なのだが、エンジンの出力差50psを考慮に入れると、カイエンターボSは燃料をより効率的に使用しているといえるだろう。また、最大トルクでもカイエン・ターボを50Nm上回る750Nmとなっている。

0-100km加速のタイムは4.5秒(カイエン・ターボより- 0.2秒)で、最高速度は283km/h(カイエン・ターボより+5 km/h)というパフォーマンスだ。

カイエン ターボSは究極のダイナミックパフォーマンスを発揮できるように、多くの制御システムが標準装備されている。カイエン・ターボ同様にダンパーの減衰力をアクティブに調節するポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)で制御し、エアサスペンションの装備以外に、新たにコーナリング中のボディロールを大幅に低減させるポルシェ・ダイナミックシャシー・コントロールシステム(PDCC)や、電子制御リヤデファレンシャルとの組み合わせによってエンジントルクを左右のリヤホイールに可変配分するポルシェ・トルク・ベクトリングプラス(PTV Plus)などが標準装備される。

またこのニューカイエン・ターボSには、スポーツクロノパッケージも標準装備されている。

カイエン・ターボSのエクステリアは、トップモデルにふさわし専用のデザインを採用。エアインテークグリル、ヘッドライトハウジング、ミラーパーツなど、多くのエクステリアパーツはブラックのハイグロス仕上げを採用している。また、標準装備される21インチの911ターボ?ホイールは、カイエン ターボSの専用デザインだ。

ターボS専用のツートーン・インテリアを採用

インテリアでは、ツートンカラーレザーパッケージやカラーパターンをカイエン・ターボS専用に設定している。選択できるカラーコンビネーションは、ブラック/カレラレッド、ブラック/ルクソールベージュの組み合わせだ。このツートンカラーレザーパッケージには、カレラレッドやルクソールベージュといったコントラストカラーによるデコレーティブステッチを追加できる。

ポルシェジャパン公式サイト

ページのトップに戻る