ポルシェAGは、最高出力345psを発生する3.6リッターエンジンを搭載した911カレラをベースモデルとした限定車「911ブラックエディション」を導入すると発表した。
911ブラックエディションには、クーペとカブリオレのボディが用意され、ボディカラーはブラックのみで、1911台が限定生産され、2011年春より世界各国へ順次導入される予定だ。
カラーはソリッドブラックが標準となるが、オプションとしてバサルトブラックメタリックも用意されている。さらに、ブラッ
クに仕上げられた、アルミニウム製モノブロックキャリパーや、19インチ911ターボ?ツートンカラーホイールを装備し、シックな雰囲気に仕上げてある。
インテリアカラーもブラックを基調とし、高品質なパーシャルレザーシートが標準装備され、メーターパネルもブラックに統一している。グローブボックスリッドには、911ブラックエディションが限定生産であることを示すプレートが取り付けられ、特別な一台であることが印象付けられている。
また、911ブラックエディションには車内の音響特性に合わせてチューニングされた、BOSEサラウンドサウンドシステムが標準装備され、アクティブ・サブウーファーとセンタースピーカーを含む合計13個(カブリオレでは12個)のスピーカーと、総出力385Wの7チャンネル・デジタルアンプにより、高品質な音響空間を実現している。
パワーユニットは911カレラと共通で、水平対向6気筒エンジンをリヤに搭載し、最高出力345psを発生し、最高速度はクーペ、カブリオレともに289km/hに達する。
日本への導入台数、価格については、今後発表予定。