ステランティス・ジャパンは2022年6月16日、同グループのプジョー、シトロエン、DSの4車種のPHEVモデルのECUに不具合があるとしてリコールを届け出た。
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なおこのリコールは本国からの情報により行なわれた。不具合の内容は、PHEV車のECU(エンジンコントロールユニット)のソフトウエアが不適切なため、複数気筒の失火によるプロテクションモードからの復帰後、スロットルバルブ開度と吸気バルブリフト量が最大のまま固定されてしまうことがあるというもの。
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このため、エンジン回転が不安定となり、最悪の場合は走行中にエンストする恐れがある。対策は、該当車両のECUのプログラムを対策プログラムに書き換えることになる。
該当車両は、2020年12月から2021年9月の間に輸入された、プジョー 3008 ハイブリッド4、508 ハイブリッド、シトロエン C5 エアクロス E-ハイブリッド、DS 7クロスバック E-TENSEの4車種で、合計475台。
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