【SAAB】サーブが中国資本2社に売却決定と発表

サーブ売却のニュースの画像
↑売却交渉の合意を伝えるサイトのニュース画面

2011年10月28日、オランダのスパイカーとサーブの親会社であるスウェディッシュオートモビルはサーブを中国の自動車販売大手、厖大汽貿集団(パンダオートモビルトレード)青年汽車(ヤングマン)の2社に総額1億ユーロ(約107億円)で売却することで基本合意したと発表した。

スウェーディッシュオートモービルは厖大汽貿集団、青年汽車と数ヶ月にわたってサーブの売却に関して交渉を行ってきたが、今回のニュースで正式に中国政府から許諾が得られたものと見られる。

ただしこのニュースを受けて、サーブの以前の親会社だったGMが「サーブの現行主要車種に使われているGMの技術が流失する」として反対の意思を表明し、交渉は再び難航するのかと思われた。しかしながら、その直後にサーブとスウェディシュオートモビルが、「GMの立場は理解した上で交渉を進めている」とのコメントを発表。予断は許さないものの、事態は確実に進んでいるものと思われる。

 
サーブ公式ウェブ(英文):http://newsroom.saab.com/news/news/swedishautomobilesignsmouwithpangdaandyoungmanforthesaleofsaabautomobileandsaabgb.5.6b70d8f7131ef59e7497ffe649.html

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