BMWジャパンは2022年6月16日、ハイグレードな装備の特別仕様車「MINI Crosover Untamed Edition(クロスオーバー・アンテイムド・エディション)」を発売した。なお、デリバリーは6月以降の予定となっている。
MINIにラインアップされるMINI クロスオーバーは、2011年にMINIの4番目のモデルとして登場し、それまでのMINIモデル・ラインアップより一段とグレードアップさせたプレミアム・コンパクト・モデルと位置付けられている。2017年に2代目に進化し、さらに一昨年秋には、主にエクステリア・デザインや機能性を向上させている。
今回登場したMINI クロスオーバー・アンテイムド・エディションは、Untamedの名が意図する「飼い慣らせない遊び心」をテーマとし、アンテイムド・エディション独自の世界観を表現。
都会での日常から週末のアウトドアまで、多様なシーンに適したパワフルなクリーン・ディーゼル・エンジンを搭載したMINI クーパー D クロスオーバー、MINI クーパー SD クロスオーバー ALL4、そしてMINI初となるモーターでの走行が可能なプラグイン・ハイブリッド・モデルMINI クーパー SE クロスオーバー ALL4をベースに、専用のボディ・カラーやハイグレードな仕様とした特別仕様車となっている。
エクステリアは、専用ボディ・カラーの「モメンタム・グレー」に、ブラック・ルーフを採用し、ピアノブラックのパーツを装備するとともにに、MINIエンブレム、エアインテーク、アンダーガードなどの加飾パーツを、ボディ・カラーに統一することで、落ち着きあるモノトーンとしている。
18インチ2トーン・カラーのホイールはこのモデル専用に開発され、サイドに施されたフローズンブルー・ストーンの大胆なデザインのストライプとMINI ALL4エクステリアが、SUVらしさを表現している。
インテリアは、自然からインスパイアされたブルーとグリーンを基調としている。運転席メモリー機能付の電動シートと、シートヒーターを備えたMINI Yoursレザー・ラウンジ・シートとドアのアームレスト部分を専用色ハイランド・グリーンで統一し、インテリア空間を落ち着いたトーンでまとめている。
また、アンテイムド専用インテリアトリムは、フローズン・ブルー塗装にアンテイムドのロゴが浮かび上がる特別仕様で、カスタマイズ可能なアンビエントライトを備えている。高品質ナッパ・レザーを用いたステアリング・ホイールのスポーク下部にアンテイムドのエンブレムが配され、雄大なランドスケープをモチーフとしたドアシルプレートやフロアマットなどインテリアの各所にアンテイムド専用デザインを採用している。
MINI クロスオーバー・アンテイムド・エディションは、安全装備や運転支援システムも充実しており、前車接近警告機能、衝突被害軽減ブレーキ、レーン・ディパーチャー・ウォーニング機能を標準装備。また、クルーズコントロール、パークディスタンスコントロール(フロント&リア)や縦列駐車をサポートするパーキングアシスト・パッケージなども備えている。
さらに、Apple CarPlayでiPhoneをMINIのセンターディスプレイに表示し、タッチ操作でGoogle MapやiPhone純正マップの使用、電話やメッセージの送受信などが可能。またMINI APP接続など、インテリジェントなコミュニケーション機能も多数装備している。