BMWは2016年3月2日、新型MINIコンバーチブルを、同日、販売を開始すると発表した。納車3月末からを予定している。なお、ジョン・クーパー・ワークス・コンバーチブルの納車は本年5月末からを予定している。
MINIコンバーチブルは、2004年に第一世代、2009年に第二世代が誕生し、今回の新型MINIコンバーチブルは、第三世代として全てを一新している。電動ソフト・トップを開ければ、心地良いオープン・エア・ドライビングを、電動ソフト・トップを閉じても見劣りしないエクステリア・デザインと共に、MINIらしいスポーティな走りを堪能できるモデルであるという。
新型MINIコンバーチブルは、2014年春に発表のMINI 3ドアをベースにしたオープン・モデルである。ナビゲーション・システム、歩行者検知機能付前車接近警告、衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)、アクティブ・クルーズ・コントロール、ヘッドアップ・ディスプレイ等、数々の先進技術を採用している。
また、燃料消費を最小限に収めるべく、新世代の高効率ターボ・エンジンを採用。エアロ・ダイナミクスの最適化をはかり、MINIコンバーチブルにおいては、燃料消費率16.7km/Lを実現。「平成27年度燃費基準」および「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(★★★★低排出ガス車)」を達成。エコカー減税対象モデルとなり、自動車取得税が20%減税、重量税が25%減税になるという。
なお、今回のコンバーチブルモデルから「MINI Yours(ユアーズ)デザイン・プログラム」を導入する。これは厳選された素材、ディテールにこだわったデザインのパーツを選択できる新しいオプション・プログラムだ。デザイン・プログラムはMINIコンバーチブルから導入し、順次、他のモデルへも展開する予定。MINI Yoursデザイン・プログラムの装備品は、一品ずつ選択可能であり、従来のオプション装備品と組み合わせる事ができるようになっている。