BMW MINI クロスオーバー WRCシェイクダウン

WRCジャパン開催中のこのタイミングで、2012年よりフル参戦が予定されているBMW MINI のWRC参戦モデルマシンがシェイクダウンを行った。

mini crossover

 

↑ポルトガルでのテストと思われる動画 MINI WRC

マシン製作を担当しているプロドライブ社のテストコースで無事、試験走行を終了。マシンの熟成具合はまだ、初期段階のようで、4日間にわたってエンジニアリング部隊によって実施されたようだ。テストはターマック、ダートともに行い、プロドライブ社独自の低μ路においても行われた。

このあと、マシンはポルトガルへ移動し、1週間のダート走行テストが行われる予定だ。しかし、今回のテスト車両はあくまでも暫定的なボディとエアロ・パッケージ仕様で、本番用のボディワーク、デザインも開発の進行形であることも強調している。

BMW MINI クロスオーバーの市販モデルは、来年2011年の春から販売が予定されており、その車両をベースにWRC仕様にチューニングが施されている。WRCには2011年にも数戦参戦が予定され、翌12年からはフル参戦してくる。BMWモータースポーツとプロドライブ・オートモーティブ・テクノロジー社で開発されているクロスオーバーは、1.6L+ターボエンジンで戦う予定だ。

AutoProveのつぶやき

プロドライブといえば、レースマシンコンストラクターとして有名。率いるデビッド・リチャーズの手腕も有名で、WRCでは、コリン・マクレー、カルロス・サインツ、リチャード・バーンズ、ユハ・カンクネン、トミ・マキネン、ペター・ソルベルグといったドライバーを起用し、多くの世界チャンピオンを誕生させている。スバルのWRC連覇は特に有名だ。そのプロドライブが率いるBMW MINI クロスオーバーは参戦初年度からチャンピオンシップに絡む活躍が期待できそうだ。

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