マセラティ 公道も走れるレーシングカー「マセラティ GT2ストラダーレ」を発表

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マセラティ ジャパンは2024年12月1日、レースマシンのGT2を公道も走れるようにした市販ミドシップスポーツカー「マセラティGT2ストラダーレ」を発表した。

今回発表されたたマセラティGT2ストラダーレは、2020年9月に登場した2座席ミッドシップスポーツ「MC20」をベースにしたレーシングマシン「マセラティGT2」の公道バージョンで、8月にモントレーカーウィークで発表したモデルだ。

ボディーサイズは、全長4669m、全幅1965m、全高1222mmで、、ホイールベースは2700mmで、ワイド&ローのボディフォルムは迫力満点。

GT2ストラダーレは、MC20より10psアップされ最高出力640ps/7500rpm、最大トルク720Nm/3000-5500rpmを発生する3.0L・V6ツインターボのネットゥーノエンジンをリヤ・ミッドシップにマウントした後輪駆動モデルで、トランスミッションは8速DCTが組み合わされている。サーキット走行もできるパフォーマンスとMC20同様の快適性も合わせ持っているのだ。

ハイパフォーマンスなパワートレインにより、0-100km/h加速は2.8秒、最高速度は320km/hに達するスーパースポーツカーのGT2ストラダーレは、レーシングマシンそのままの空力特性を備えており、俊敏で正確なドライビング感覚とハイパフォーマンスを公道でもサーキットでも味わうことができる。

エクステリアではフロントセクションが手直しされ、アンダーボディーやリヤディフューザーの形状を変更。3段階に調整可能なリアウイングなどによって280km/h走行時で最大500kgのダウンフォースを発生させることができる。

ドライビングモードは新開発された「CORSA EVO」を採用。「WET」、「GT」、「SPORT」、「CORSA」の4モードに加え、新しい「CORSA」では電子制御の介入を4段階に切り替えることができ、ドライバーの技量や運転スタイルに合わせて選択できる。

インテリアはMC20をベースとし、サーキット走行に適合したシンプルな造形に手直しされている。ステアリングホイールにはシフトタイミングをドライバーに知らせるインジケーターを装備。操作性を重視したセンターコンソールパネル、サベルト製のバケットシートなどによってサーキットが本籍であることがわかる。

またGT2ストラダーレは、他のマセラティ・モデル同様のフォーリセリエ(カスタマイズ・プログラム)に加えて、より走行パフォーマンスを向上させる各種のカスタマイズ・パッケージのオプションが用意されている。

GT2ストラダーレの日本でのデリバリーは2025年末が予定されている。価格は現時点では未設定だが、約6600万円からが想定されている。

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COTY
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