マセラティ・ジャパンは2024年11月11日、マセラティ社のモータースポーツの歴史と伝統にオマージュを捧げる、日本限定となる2台の特別仕様車「MC20 チェロ」を発表した。
マセラティのモータースポーツ活動を代表する2色、青を基調とした「MC20 チェロ ブルー インフィニート」と赤を基調とした「MC20 チェロ ロッソ ヴィンチェンテ」の2台の合計4台が限定生産される。
「MC20 チェロ ブルー インフィニート」はイタリア語で「無限の青」を意味し、1958年に登場した「250F T3 ‘ピッコロ’」からインスピレーションを受けたモデルだ。ブルーを基調としたボディに白のバードケージデザインが施され、フロントグリルやCピラーのトライデントバッジもホワイトで統一されている。マセラティのブランドカラーでもあるブルーを基調とし、高潔で純粋なレーシングDNAを象徴している。
一方、「MC20 チェロ ロッソ ヴィンチェンテ」は「勝利の赤」を意味し、「350S」と同様に、青と白の3色ストライプが施されている。ボンネットからエンジンフードにかけて続くソリッドホワイトとブルーパステルのトリプルストライプが特徴的で、ルーフ格納部分にはソリッドグレーの大きなロゴが配されている。
インテリアは各モデルのボディカラーに合わせており、「MC20 チェロ ブルー インフィニート」は青と黒のコントラスト、「MC20 チェロ ロッソ ヴィンチェンテ」は赤と黒のコントラストで仕上げられている。
両モデルともにレーシング仕様のアルカンターラ仕上げのトリムを採用し、外装との調和を意識したデザインとなっている。また、日本市場で人気の高いサスペンションリフター、カーボンセラミックブレーキ、先進運転支援システム(ADAS)を標準装備。ホイールはグロッシーブラックのミロンホイールで、両モデルともにブルーのブレーキキャリパーが装着されている。
なお、デリバリー開始は2025年1月以降が予定されている。価格、車両の詳細、車両の注文はディーラーにて受け付けている。