マセラティ 電動化を象徴フォルゴレ・稲妻をマセラティの各モデルで展開【公式動画】

2024年に創立110周年を迎えるマセラティは2024年4月15日、イタリアのモーターバレーとして有名なエミリア・ロマーニャ州の海沿いの街リミニで、電動化の未来を祝うフォルゴレ・デーを開催した。「フォルゴレ」とはイタリア語で「稲妻」を意味し、マセラティの新たな電動化戦略を表現している。

マセラティはフォルゴレ・デーで、マセラティの未来のマニフェストである、新たな電動化時代への参入を宣言した。マセラティはEVを初めて生産を開始したイタリアン・ラグジュアリーブランドとなる。

マセラティの代名詞である最新技術、洗練されたエレガンス、独創的なクラフトマンシップ、圧倒的パフォーマンスといった確固たるエッセンスを取り入れ、市場の大変革期において、新たなシンボルとなる電気自動車を投入するとしている。

フォルゴレ・デーの展示

マセラティは、初の電気自動車である「グラントゥーリズモ フォルゴレ」に続けて、フル電動パワートレインを搭載した初のSUV「グレカーレ フォルゴレ」を発表しており、 今回の記念すべきフォルゴレ・デーでは、グランドツアラーのオープントップバージョンである「グランカブリオ フォルゴレ」を発表した。さらに、2025年にはスーパースポーツカー「MC20 フォルゴレ」も登場予定である。

フォルゴーレ・シリーズ

マセラティは持続可能な発展を目指す長期戦略ビジョンを2024年初頭に発表しており、全ラインアップを2028年までに完全に電動化するとしている。今後、マセラティのすべての製品は、イタリアのモデナとヴィアーレ・チーロ・メノッティの伝統ある工場を中心に、デザイン、開発、製造が行なわれる。

また、フォルゴレ・デーでは、これらのフル電動モデルにおいても顧客の注文に応じるカスタマイズ仕様「マセラティ・フォーリセリエ・カスタマイズ・プログラム」やフル電動ラグジュアリー・モーターボート「TRIDENTE(トリデンテ)」のフォルゴレを象徴するテーマをそれぞれ展示した。

マセラティのエクスクルーシブなカスタマイズとパーソナライゼーション・プログラムの「マセラティ・フォーリセリエ・カスタマイズ・プログラム」では実例も展示された。ひとつは、ネロとギャッチョ(アイスカラー)をミックスした、洗練されつつも硬質な「グレカーレ」のシートと、顧客の要望によって制作され「オペラ・ダルテ」と名付けられた、レーザーカットアルカンターラを使用した「MC20 チェロ」のワンオフのシートなどだ。

これらのクルマは、フォーリセリエプログラムとビスポークのカスタマイゼーションの創造性、センス、クラフトマンシップ、を表現している。

■グランカブリオ フォルゴレ
マセラティの100%電気自動車モデル「グレカーレ フォルゴレ」のプラットフォームは電動パワートレインをシャシーに統合し、高電圧バッテリーをボディのフロア下に設置しながらも、クラス最高レベルの室内空間を実現。

EVパワートレインはフォーミュラEの技術をフルに活用しておりモーター出力は750psに達する。

また、圧倒的な動力性能だけではなく、マセラティ独自のこだわりである官能的でエキサイティングなサウンドも最新の技術を駆使して作り込まれている。

そしてワールドプレミアされた100% イタリア製のフル電動コンバーチブル「グランカブリオ フォルゴレ」は、ラグジュアリーセグメント初の100%電動コンバーチブルモデルであり、この市場において最速のモデルである。

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