【マセラティ】創業100周年記念モデル2車種を発表。日本でも発売へ

「センテニアル・スペシャル・エディション」
100周年記念の特別仕様車「マセラティ グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」(左)と「グランカブリオ MC 」

モデナのマセラティ本社は2014年4月30日、同社の創業100周年を記念してマセラティブランドのスポーツスピリットをより深く追求した特別仕様車2モデル、クーペの「マセラティ グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」と、オープンモデルの「マセラティ グランカブリオ MC 」のセンテニアル・スペシャル・エディションを設定したと発表した。

なおクーペはニューヨークモーターショーで、オープンモデルは北京モーターショーでそれぞれワールドプレミアが行なわれている。今回発表された特別仕様車2モデルのボディカラーの塗装は、現時点で採用されている4色に加え、特別な3層塗装で仕上げた新色3種類を採用。この特別塗装のボディカラーの中で「ロッソ・マグマ」と「ブルー・インキオストロ」の2色は、1914年にマセラティが設立された地、ボローニャの街を象徴する伝統色を現代的に再解釈することで生まれたもの。

「グラントゥーリズモ  MC ストラダーレ センテニアル・スぺシャル・エディション」
グラントゥーリズモ MC ストラダーレ センテニアル・スペシャル・エディション
「グランカブリオ MC センテニアル・スペシャル・エディション」
グランカブリオ MC センテニアル・スペシャル・エディション

ホイールはマセラティのレース活動のイメージを採り入れた4種類が専用にラインアップされている。ボディカラーに応じて「マット・スモーク」、「チャコール・グレー」のアクセントが入っている。

「マセラティ グランカブリオ MC センテニアル・スペシャル・エディション」は、インテリアについても幅広い選択ができる。7色が選択できるボディカラーに合わせ専用の内装仕上げを組み合わせることができる。シートやダッシュボードに用いたブラックの本革は、ヘッドレスト一体式シートに施されるレッド、ホワイト、ブルー各色のアクセントによりシートの輪郭が浮き上がって見える効果を生み出す。

「マセラティ グランカブリオ MC センテニアル・スペシャル・エディション
ボディ色「ブルー・インキオストロ」と組み合わされるのホワイト・インテリア
「グラントゥーリズモ  MC ストラダーレ センテニアル・スペシャル・エディション」
特別仕様車ならではの比類のない高品質でスポーティな仕上げの専用シート

 

またダッシュボード、シートの周囲に配置されるカーボンファイバーのインテリアトリムや、100周年のアニバーサリーロゴが配されたサイドシルボードも特別なモデルであることを強調している。これらインテリアの組み合わせは6色のボディカラーに合わせて設定され「ブルー・インキオストロ」の場合は、本革シート、ロワダッシュボードがホワイトとなり、ここに「ブルー・サントリーニ」のインテリアトリムと「ブルー・ソフィスティカート」のステッチをあしらっている。

「マセラティ グラントゥーリズモ MC ストラダーレ センテニアル・スペシャル・エディション」には「グラントゥーリズモ スポーツ」でデビューした460psを発生する4.7L・V8エンジンと、6速AMTのMCシフトギアボックスが組み合わされ、卓越し加速性能と303km/hの最高速度を実現。一方でブレンボ製カーボンセラミック・ブレーキディスクも装備している。

今回発表された「グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」、「グランカブリオ MC」の特別仕様車は既存のマセラティレンジと並行して販売され、ワールドワイドでの発売は7月から、また日本での発売は10月を予定しているという。

マセラティ・ジャパン公式サイト

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