2014年3月5日、マセラティは創業100周年を記念する2+2コンセプトカー「マセラティ・アルフィエーリ」をジュネーブショーで発表した。 2014ジュネーブショー
このアルフィエーリは、マセラティの未来像を形作るデザインDNAを表現したプロトタイプで、100%走行可能なモデル。同社のレーシングヒストリーと高性能GTカーの伝統を紡ぐものとなっている。そのデザインは、3500GT(1957年)、5000GT(1959年)、インディ(1969年)など往年の名車を彷彿とさせ、グラントゥーリズモよりもさらにスポーティな位置づけとなる。
ちなみにアルフィエーリという名前は、ボローニャで現在のマセラティ社の礎となる「オフィチーネ・アルフィエーリ・マセラティ」を設立した、マセラティ兄弟のひとりで、最も著名なエンジニアのアルフィエーリの名前からとられている。
なおマセラティは2013年の全世界の売上台数を、前年の6200台から1万5400台と150%増加させた。2015年までには5万台達成を目標としており、今後はSUVの投入もアナウンスされている。