ロータス EVのスーパーSUV「ELETRE」(エレトレ)最新スペックと価格を発表

ロータスは2024年5月16日、2023年9月に発表し受注を開始しているEVスーパーSUV「エレトレ」の最新のスペックと価格を発表した。またデリバリーは2024年秋に開始される。

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エレトレは世界で最もパワフルなSUVのひとつで、0-100km/h加速は3秒以下。最もハイパワーのエレトレRは、918psのパワーと985Nmのトルクを備え、0-100km/h加速は2.95秒でトップスピードは265km/hに達する。

EVのエレトレは、最新の超高速充電に対応しており、20分で航続距離約400km分、ヨーロッパの350kW級急速充電器なら航続距離600㎞に達する。ただし、日本では急速充電は最大でも150kW級、ほとんどは90kW以下のため充電時間は各充電器の性能に依存することになる。

エレトレは、ツアー、レンジ、スポーツ、オフロード、インディビジュアル、トラック(エレトレRのみ)など、6種類の走行モードを備えている。そして4ピストン、または6ピストン・キャリパー/直径414mmの強力なスチール製ブレーキが標準装備され、エレトレ SとRにはさらに大径の10ピストン420mmカーボンセラミックオプションも用意されている。

エレトレはSUVのため、広々とした実用的なキャビンを実現しており、フロントシート、リアシートともにヘッドルーム、レッグルームともに十分な広さがあり、また、リヤのミドルシートを含む折りたたみ可能なシートは、シートを倒すとアームレストになり、2つの展開式カップホルダーを備えている。

インテリアのトリムは、エコニール、アルカンターラ、再生ファイバーなど、サステイナブルな素材で仕上げられており、モダンで洗練されたデザインによりラグジュアリーさに満ちている。

ラゲッジスペースは最大1532Lの容量を備え、長距離ドライブも可能な十分な収納力を備えている。

運転支援システムは、2個のNVIDIA DRIVE Orinチップを採用した中央コンピューター、12個のカメラ、18個レーダー、4個のLiDAR(ハイウェイ・アシスト・パックの場合)など34個のセンサーなどによる最新技術によるシステムを搭載。無線通信アップデート(日本ではディーラーでのアップデート対応予定)も備えている。

インフォテイメントは、15.1インチの有機ELタッチスクリーン・ディスプレイを含む7つの設定可能なスクリーンを備え、ロータスのHyperOSを搭載し、シームレスでラグのないワールドクラスのシステムを実現。

オーディオはKEFのUni-QスピーカーとUni-Coreサブウーファー・エンクロージャーを装備する最新のハイエンド・オーディオシステムを取り入れた最初の自動車ブランドであり、レコーディングスタジオの真ん中に座っているかのような臨場感あふれるフルボディのオーディオ体験を体感できる。乗員全員は、どこに座っていても同じように自然で最高品質のサウンドを楽しむことができる。

エレトレのグレードは、標準モデル、ラグジュアリーなエレトレS、スーパースポーツ仕様のエレトレRの3機種。ボディカラーは7色の設定だ。エレトレSが最も充実した仕様となっており、ガラスルーフ、コンフォートシートパック(5人乗り)、アコヤホワイトペイントが標準装備となる。

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