ロータス 幻のタイプ66がわずか10台の生産で現代に蘇る

ロータスは2024年5月27日、イタリアのコモで開催された世界的に有名な2つのイベント、コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステと、フオリコンコルソに参加し10台のみ生産される「タイプ66」を発表した。

クラシック・チーム・ロータスのマネージング・ディレクターであり、創設者コーリンとヘイゼル・チャップマンの息子であるクライヴ・チャップマン、そしてロータス・デザインチームとのコラボレーションにより、50年以上前にデザインされたこの象徴的なモデルが現代によみがえった。

コーリン・チャップマンは当時のメジャー・レースであったアメリカのCanAMシリーズに焦点を当て、ロータスのデザイナーであるジェフ・フェリスに、チームとしてどのように適用できるかを評価するためタイプ66プロジェクトの立ち上げを依頼した。しかしながら、チャップマンはF1レースに専念しており、この革新的なプロジェクトは技術的な図面の域を出ることはなかった。

ロータスは、1960年代から続くブランドの輝かしい伝統とスポーツ・ヘリテージを称えるため、最初のスケッチから53年後の2023年に、ついにこのプロジェクトを実現させることが決定された。この「再定義され、再考された」ロータスは、わずか10台の限定生産モデルだ。

パレードでタイプ66をドライブしたクラシック・チーム・ロータスのマネージング・ディレクターのクライヴ・チャップマン
「2024年のコンコルソ・デレガンツァでタイプ66をドライブすることになり本当に光栄です。イベント期間中に 『コーリンのCanAMカー』を披露でき、チャップマン一家にとっても、ロータスにとっても特別な瞬間でした。タイプ66は、パフォーマンス・エンジニアリングにおけるロータスの革新が、現在そして未来のラインナップにインスピレーションを与え続けていることの証です」と述べた。

そしてロータスはフオリコンコルソにも参加した。2024年は「ブリティッシュ・レーシング・グリーン」がテーマで、ロータスの輝かしい過去とエキサイティングな未来を紹介する、またとない機会となり、最も象徴する2つのプロダクト「タイプ72」とEVハイパーカー「エヴァイヤ」が展示された。

「タイプ72」は、いうまでもなく1970年代を代表するF1マシンで、GPレースで20勝を記録している。

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ロータス ジャパン 公式サイト

COTY
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