ロータス本社は2024年3月20日、ロータス愛好者向けに、ビスポーク・サービス「ロータス・チャップマン・ビスポーク」を開始すると発表した。
この新サービスは、その名称通り、カスタムな装備や内装仕様から、車両全体のワンオフのパーソナライゼーションまで、ロータス製品をカスタマイズするサービスを提供するものだ。
このサービスは4月25日から中国で開始され、今後数ヶ月の間に世界中で展開される予定になっている。
「ロータス・チャップマン・ビスポーク」の名称は、1948年に英国ロンドンで事業を開始したロータスの創設者、コリン&ヘイゼル・チャップマンを称えて採用されている。
コリンとヘイゼルの息子であり、クラッシック・チーム・ロータスのディレクターであるクライブ・チャップマンは、「彼らのダイナミックな個性は、ドライバーが楽しむ革新的なデザインを生み出しました。今、ドライバーたちは、ロータス・チャップマン・ビスポークで自分自身の革新を楽しむことができるのです」とコメントしている。
ロータス・グループのキンフェン・フェンCEOは、「ロータスの歴史は、ビスポークの自動車メーカーの歴史そのものといえます。ロータスの最初の車は、コリン・チャップマンが自宅で手描きからハンドビルドされましたが、その精神は今も私たちの中に生き続けています。」とコメントしている。
ビスポーク・サービスは、パーソナライゼーションとカスタマイズを3つのレベルから選択することができる。
・テーラーメイド:豊富なカラーとデザインの中から、自分だけの組み合わせを選択できる。
・コレクション:パートナーやアーティスト、ラグジュアリーブランドとのコラボレーションによる限定デザインから選択できる。
・ワンオフ:その名の通り、自分だけの1台を作り上げることができる。
ロータス・グループのデザイン担当者のベン・ペインは、「私たちのユーザーの多くは、色、テクスチャ、生地、ディテールなど、ビスポークのエクスペリエンスを求めており、世界中の私たちの車に彼らの個性が刻まれることに楽しみにしています。」とコメントしている。