【ロータス東モ】ジャパンプレミア3台を東京モーターショーで披露

ロータスの輸入・販売を手がけるエルシーアイは、2011年12月3日から一般公開される東京モーターショーの出展概要を発表した。それによると9月にフランクフルトでデビューした「エリーゼS」をはじめ、3台のジャパンプレミアを行う。また今回の出展車のうち2台はオートマチックトランスミッションを搭載しているのもエポックだ。

ロータス エヴォーラS IPSの画像
↑6速ATモデルのエヴォーラS IPS

ロータスのフラッグシップモデルであるエヴォーラに、6速ATモデルの「エヴォーラS IPS」が追加された。3.5LのV型6気筒エンジンにスーパーチャージャーを搭載し、350psを発揮する。2+2でありながらミッドシップにエンジンを搭載し、他のモデルにはない日常ユースでの利便性も追求したモデルである。

エヴォーラはまずトヨタ製3.5Lエンジンの280ps仕様+6速マニュアルシフトのモデルから導入され、その後にクロスレシオのミッションを搭載したモデルも追加されている。さらにエヴォーラSとして、スーパーチャージャーを搭載した350ps仕様のモデルもラインアップされたが、いずれもマニュアルシフトのみの設定だった。今回そのエヴォーラSに6速ATが加わり、2012年春には日本でも販売されることになった。

パドルシフトも装着され、ロータスのフィロソフィは貫かれたまま、より広いユーザー層への浸透を期待させるモデルとなっている。

1.6LNAエンジンを搭載するロータスのエリーゼに、今回2ペダルの「ロータス エリーゼ SPS」がラインアップされる。新しい軽量のロボタイズド・マニュアル・トランスミッションが搭載され、パドルシフトを使いながら、マニュアルモードとオートマチックモードを楽しむことができる。

このロボタイズド・マニュアル・トランスミッションの基本はシングルクラッチのマニュアルミッションで、その変速をオートマチック化したもので、欧州では一般的な2ペダルだ。日本車では一部小型トラックなどに採用されているが、乗用車では採用されていない。一般的にはAMTと呼ばれており、オートマチック・マニュアル・トランスミッションである。シフトアップやダウンの時にマニュアル車と同じようにアクセルを一旦ゆるめ、変速が終了するまで待ってからアクセルを踏むという操作が必要になり、ドライバーには操作感がある2ペダルである。2012年春には国内導入予定だ。

ロータスエリーゼ・クラブレーサーの画像
↑エリーゼ・クラブレーサー SPS

エリーゼをベースに特別色を含む5色のエクステリアカラーで展開されるシリーズが「ロータスエリーゼ・クラブレーサー」だ。このカラーリングにインテリアデザインも融合。さらにブラック5スポーク軽量鍛造アルミホイールも装着されたモデルで、スポーツモードなどに切り替えができるDPM(ダイナミック・パフォーマンス・マネージメント)を備えている。2011年11月下旬発売予定なので、もうまもなく正式発表される。

ロータスエリーゼ Sの画像
↑9月のフランクフルトでデビューしたエリーゼ S

「ロータスエリーゼ S」はこれまでのエリーゼSCに代わるモデルだ。これまでのエリーゼSCは1.8LのNAエンジンだったが、この1.8Lエンジンにスーパーチャージャーを搭載し220ps仕様となり、名称もエリーゼSとなって発表される。ちなみにエリーゼSはNAの1.8Lモデルだったが、2011年にNAの1.6Lへと変更され、名称もSが取れて「エリーゼ」だけになっている。そして、今回、SCからSへと名称を変更し、ラインアップはエリーゼ、エリーゼSと整理されたわけだ。2012年春の導入が予定されている。

ロータス公式ウェブサイト

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