ランドローバー本社は2023年12月13日、レンジローバー・ブランドで初の電気自動車（EV）「レンジローバー エレクトリック」のティーザー画像と動画を公開し、「レンジローバー エレクトリック」の優先的な予約を行なうためのプライオリティ登録サイトをオープンした。
電動化に向けた次なるステップとなる「レンジローバー エレクトリック」は、より高次元のモダンラグジュアリーというコンセプトのもとで、英国ならではのデザインを追求。さらに、あらゆる地形を走破し、優れた牽引力や850mmという渡河水深能力を誇るオールテレイン・テクノロジーにより、他のラグジュアリー・エレクトロニックSUVとは一線を画す存在としている。
「レンジローバー エレクトリック」は、フラッグシップ・グレードの「V8」に匹敵するパフォーマンスと卓越したオールテレイン走破能力を両立させている。
さらに独自のアクティブ・ロードノイズ・キャンセリングシステム、サウンドデザイン、最高レベルのキャビンの快適性を備え、史上最も静かで洗練されたレンジローバーであることを目指し、プロトタイプの走行テストを行なっている。
ボディの堅牢性、シャシーに対する負荷を考慮した車両解析、最高50km/hでの仮想渡河走行など1年にわたるバーチャル開発を経て、最初のプロトタイプ車両が製作された。スウェーデンからドバイまで、−40度から＋50度の極端で幅広い温度条件のもとで、世界中でオンロードテストが開始されている。このプログラムは、アンダーフロア、バッテリーの耐久性、シャシーの性能検証、優れた温度適合性を実現するためのビークルダイナミクス・テストなども含まれ、800V電気駆動システムの信頼性を確認している。
この「レンジローバー エレクトリック」は、「MLA-フレックス」プラットフォームをベースに設計、開発され、英国のソリハル工場で既存のレンジローバー・マイルドハイブリッド、PHEVモデルと並行して製造されることになっている。
また、バッテリーパックとエレクトリック・ドライブユニット（EDU）は、ウルヴァーハンプトンにあるジャガー・ランドローバーの新しいエレクトリック・プロパルション・マニュファクチャリング・センターで組み立てられることになっている。
プライオリティアクセス登録サイト：https://www.landrover.co.jp/range-rover/range-rover/index.html
