ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2019年12月23日、ラグジュアリーSUV「レンジローバー」とプレミアム・スポーツSUV「レンジローバー・スポーツ」の2020年モデルの受注を開始した。
2020年モデルはエンジン・ラインアップの見直しが図られている。「レンジローバー」はディーゼル・エンジン、525ps/625Nmを発生するV8ガソリン・エンジン、そしてパフォーマンスと高い効率性を兼ね備えた4気筒インジニウム・エンジンを搭載するPHEVから選択が可能。
そして「レンジローバー・スポーツ」は、ジャガー・ランドローバー社が設計・開発・製造までを手掛け、マイルド・ハイブリッド48Vシステムなど最新技術を搭載した3.0L・直列6気筒のインジニウム・ガソリン・エンジンを新たに追加している。
この3.0L・直6エンジンは、ツインスクロールターボ、電動ターボ、可変バルブ・リフト機構などを採用し、400ps/550Nmを発生する。
さらに、車線を認識して中央の走行を維持し30km/h以上であれば、車線のない道路でも前方車両を追従する「ステアリングアシスト付アダプティブ・クルーズ・コントロール」をオプション設定。両モデルともインフォテインメント・システム「Tタッチプロ・デュオ」や4G通信可能なWi-Fiホットスポット、スマートフォンのアプリから車両の各機能を確認・操作できる「リモート」、Apple CarPlay、Android Autoなどのコネクティビティ機能を標準装備する。またヘッド・アップ・ディスプレイ(HUD)をオプションで設定している。