ランドローバー・ジャパンは2019年11月28日、スペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)が開発したレンジローバーの最上級グレード「レンジローバー・ヴェラールSV オートバイオグラフィー・ダイナミック・エディション」の予約受注を開始した。このモデルはミッドサイズ・ラグジュアリーSUV「ヴェラール」の2020年モデルのみに設定される限定モデルで、53台が日本導入される。
モデル概要
この限定モデルは、5.0L・V型8気筒スーパーチャージド・ガソリンエンジンを搭載し、550ps/680Nmを発生。最高速度274km/h、0-100km/h加速は4.5秒を実現したハイパフォーマンス・モデルだ。
専用設計の可変バルブ式アクティブ・エキゾースト・システムを採用し、迫力のエンジン・サウンドを発生。またパワートレーンで7.1kgの軽量化も実現している。
この限定モデルのためにSVOのエンジニアが6万3900時間を費やして、乗り心地、ハンドリング、レスポンスを最適化するために専用チューニングを行なったという。AWDシステム、電子制御アクティブ・デファレンシャル(トルクベクタリング・バイブレーキ付)、8速クイックシフト・オートマチック・トランスミッション、EPAS、エアサスペンション・システムなどをフル装備している。
ボディは専用のエアロパーツを装備し、床下はフラットに整流。シャシーは専用チューニングしたサスペンションを装備し、ボディのロールを抑えオンロードでのドライビング・パフォーマンスを向上。ブレーキも大径の2ピース・ディスクを装備している。ホイールは22インチサイズの専用デザイン・ホイールを採用している。
インテリアは、ダイヤモンドキルトのパーフォレイテッド・ウィンザー本革シート、20ウェイ電動フロントシート(シートヒーター&クーラー、メモリー&マッサージ機能)とリヤシート(ヒーター)を装備。専用設計のスポーツ・ステアリングホイール、アルミニウム製パドルシフト、ノール加飾を施したロータリーシフターとコントロール・ダイヤルなどを採用。さらにヘッド・アップ・ディスプレイ(HUD)、運転支援システムをフルに装備している。