2014年6月25日、ランドローバーは同社史上、最も速く最もパワフルなプロダクションモデルであるレンジローバースポーツSRVプロトタイプが、6月26日~29日に開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードのヒルクライムレースにデビューすると発表した。
この「レンジローバー・スポーツSVR」は、今後生産される同社の高性能モデルに付けられる名称「SVR」を冠した最初のモデルとなるという。
カモフラージュしたままの550psのレンジローバー・スポーツSVRプロトタイプは、開発の途中ながら心躍るエクステリアとエンジン音を披露する予定だ。そしてこのプロトタイプの出場はグッドウッドヒル・ヒルクライムレースの「ファースト・グランス」カテゴリーで激走する。
搭載エンジンは550psを発生するという以外は未発表だが、ヒルクライムではその驚異的なスピードふさわしい、スリルあふれるエンジン音を響かせるという。
このレンジローバー・スポーツSVRは、ジャガー・ランドローバーのスペシャル・ビークル・オペレーションズ部門によって開発されており、今後のSVRモデルは全て、ずば抜けた性能基準を備えたカタログモデルになるという。発売は2015年を予定している。