ジャガー・ランドローバー社は2024年11月27日、ランドローバー・ディフェンダーが2025年から世界で最も過酷なラリーレイドイベントであるダカール・ラリーのオフィシャル車両のパートナーとなり、さらに2026年からはワークスチームとして参戦することを発表した。
2025年のダカールラリー(1月3日~17日)を皮切りに2028年まで継続されるこのパートナーシップでは、大会期間中に関係者やVIPメディアの移動にディフェンダーを提供する。
また、ダカールラリー全体においてディフェンダーのブランド訴求を展開するほか、将来的なルートをテストする6台の特別なディフェンダーをレッキ車両として提供する。
そして2026年からはワークスチームとしてダカールラリーに参戦する。この参戦を通じて、世界で最も過酷なオフロード競技で最高の耐久性と走破能力を証明することを目指している。
なお、ディフェンダーのラリー参戦プログラムの詳細は、ダカールラリー2025の期間中に発表される予定だ。
ジャガー・ランドローバーのモータースポーツ担当役員のジェームズ・バークレー
「モータースポーツを愛する者であれば、誰もがダカールに情熱を抱くことでしょう。ダカールラリーはモータースポーツ界における最高峰エベレストであり、車両とエンジニアリングの能力を試す究極のテストの場であると同時に、最も過酷な状況下で人間の決断力によって成功が左右されるイベントでもあります。
世界最高の走破能力を象徴する4×4 と、世界で最も有名なラリーレイドの組み合わせは、まさにぴったりと言えるでしょう。ダカール・ラリーへのワークス参戦は私たちにとって初のことであり、まさに旅は始まったばかりです。2026年までに学ばなければならないこと、達成しなければならないことはたくさんありますが、すでに順調に進んでおり、これからのアドベンチャーが楽しみです。ダカール・ラリーのエキサイティングなプログラムの詳細は、2025年のダカール・ラリーでお伝えする予定です」と語っている。
ダカールラリー2025では、サポート車両であるディフェンダーは参加チームに同行し、スタート地点からゴールまで走破することになっている。