ジャガーは2018年4月25日、ラグジュアリー・サルーン「XJ」の誕生50周年を記念した特別モデル「XJ50」を北京モーターショーで発表、初披露した。
「XJ50」のボディタイプはスタンダード・ホイールベースとロング・ホイールベースから、パワートレインは3.0Lのガソリン・エンジン(最高出力340PS)とディーゼル・エンジン(最高出力300PS)から選択できるようになっている。
エクステリアには、新たに「Autobiography」仕様のバンパー(フロント/リア)を採用し、50周年記念モデルであることを際立たせる要素として、20インチの「Venom」ホイール、ブラック・フロントグリル、そしてリアとサイドベントに専用バッジを配している。エクステリア・カラーは、フジホワイト、サントリーニブラック、ロワールブルー、ロゼッロレッドの4色をラインアップしている。
インテリアは、ダイヤモンドカットのソフトグレイン・レザーシートに、ジャガーのリーパーロゴをエンボス加工したヘッドレスト、「XJ50」のロゴを施したセンターアームレストを組み合わせている。インタリオ技法を用いて加工した「JAGUAR」ロゴや、「XJ50」バッジを配したイルミネーション付トレッドプレート、アノダイズ加工を施したギアシフトパドルやブライトメタルペダルなどは、このモデルだけの特別装備となっている。
ジャガーのデザイン・ディレクターであるイアン・カラム氏は、
「半世紀が経った今でも、『XJ』はその伝統に忠実でありながら、美しいデザイン、秀逸なパフォーマンス、そして贅を極めたラグジュアリーさを絶妙なバランスで融合しており、際立った存在であり続けています。『XJ50』は、『XJ』誕生50周年を祝うにふさわしいモデルで、世界で最もスタイリッシュなスポーティー・サルーンのひとつであると自負しています」
とコメントしている。