2017年3月7日、ジャガー・ランドローバーはジュネーブモーターショー2017にレンジローバー・ヴェラールとジャガーI-PACE、ディスカバリーの人道支援向けスポークモデルであるプロジェクト・ヒーローを出展した。
レンジローバー・ヴェラールはレンジローバー・スポーツとレンジローバー・イヴォークの中間に位置するモデル。I-PACEコンセプトはジャガー初となるエレクトリックパフォーマンスを備えていて、急速充電が可能。このシステムによって長い航続距離を誇っている。
ディスカバリー・プロジェクト・ヒーローは国際赤十字赤新月社連盟(IFRC)と、ジャガー・ランドローバーのパートナーシップによって開発されたもの。災害時の対応時間を短縮することで、人命救助に役立つことが期待されている。
その特徴はルーフにドローンが据え付けられていること。セルフセンタリング技術を備えた完全統合型の着陸システムにより、車両が動いている間も、ドローンをプロジェクト・ヒーローに着陸させることが可能となっていて、これは世界初となる技術だ。