ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2016年1月28日、ジャガー初のパフォーマンスSUVである「F-PACE」の日本国内における予約受注をを1月29日より開始すると発表した。カタログモデルとしてラインアップされたのはディーゼルエンジン搭載モデル3機種と、ガソリンエンジン搭載モデル2機種の全5機種。価格は639万円からとなっている。
F-PACEは2013年のフランクフルト・モーターショーで発表した革新的なコンセプトカー「C-X17」を具現化し、2015年の同ショーで実車を世界初公開。そして東京モーターショー2015で日本初公開したジャガーの最新モデルだ。すでに全国限定50台の特別仕様車「F-PACE FIRST EDITION」を2015年11月2日より先行受注を開始している。
今回ラインアップされたのは、180ps/430Nmを発生する2.0Lの直4ターボチャージドエンジンを搭載したディーゼル・モデルが3機種。ベーシックな「PURE」とレザーシートなど装備を充実させた「PRESTIGE」、さらにエクステリアをよりスポーティに仕上げた「R-SPORT」の3グレードを展開する。
そして3.0LのV6スーパーチャージド・エンジンによるガソリン・モデルは出力の異なる2グレードが設定された。340ps/450Nmというスペックの「R-SPORT」と、さらにチューニングを高めて380ps/460Nmを発揮する「S」というラインアップだ。
いずれのモデルも、ボディには80%にアルミニウムを使用した軽量モノコック車体構造を採用し、前後は50:50にほぼ近い重量配分バランスを実現している。サスペンションはフロントにダブルウィッシュボーン式、リヤにはインテグラルリンク式だ。さらに電動パワーステアリングやトルクベクタリングbyブレーキング、インテリジェント・ドライブライン・ダイナミクス、アダプティブ・サーフェス・レスポンス、オール・サーフェイス・プログレス・コントロールなどのドライバー支援システムを搭載している。
全部で15色のボディカラー設定と、グレード別の価格は以下のようになっている。
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