ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2018年12月21日、コンパクト高性能SUV「E-PACE(イーペイス)」2019年モデルの受注を開始すると発表した。「E-PACE」はスポーティなドライビング・ダイナミクスとSUVならではの室内空間と多用途性を兼ね備えている。2019年モデルには、ラインアップに新たに200psの2.0L直列4気筒「インジニウム」直噴ターボ・ガソリンエンジンを追加し、全30機種という幅広い展開になる。また価格体系も見直し、スタート価格を443万円からとしている。
2.0L 4気筒「インジニウム」ガソリンエンジンには、200ps/320Nm、249ps/365Nm、300ps/400Nmの3種類がある。300ps/400Nm仕様のモデルはアクティブ・ドライブライン(AWD)と組み合わされ、通常走行は前輪100%のFF走行、前輪がスリップするような場合には瞬時に後輪へ駆動トルクを配分。さらに横Gに応じて後輪の外側輪にトルク配分を増大させるトルクベクタリングも行なわれる。
装備では、リモートキーとスマートフォンのBluetoothを介して車両がドライバーを識別し、ドライバーごとに温度設定やインフォテインメント、シート位置などを自動調整する「スマート・セッティング」を新たに採用。さらに、離れた場所からクルマの情報を確認・操作できる「リモート」を全グレードに標準装備。スマートフォンと連動する機能「InControlアプリ」「Wi-Fiホットスポット」を装備するなど、コネクティビティを強化している。
ドライバー支援システムは、緊急自動ブレーキ、ドライバーコンディションモニター、レーンキープ・アシスト、360度サラウンドカメラなどを標準装備している。