ジャガー・ランドローバーの世界販売台数、2016/17年度は前年度比16%アップ

2017年5月23日、ジャガー・ランドローバーは、2016/17年度(2016年4月〜2017年3月)の第4四半期および通期決算を発表した。

それによると2016/17年度の世界販売台数は、ジャガー「F-PACE」やランドローバー「DISCOVERY SPORT」などの堅調な需要がけん引し、前年度比16%増の60万4009台となっている。地域別では中国で前年度比32%増、北米で24%増、英国で16%増、欧州で13%増となっている。売上高は243億ポンド(約3兆4,749億円)、税引き前利益は前年度5,300万ポンド(約76億円)増の16億ポンド(約2,288億円)。第4四半期の売上高も73億ポンド(約1兆439億円)、税引き前利益が6億7,600万ポンド(約967億円)、EBITが6億5,400万ポンド(約935億円)(利益率9.0%)と好調な結果となっている。

ーーージャガー・ランドローバーの最高経営責任者(CEO)、ラルフ・スペッツ博士
「今般の堅調な業績は、当社の製品力、そして収益性を確保しながら成長し続けている企業であることを示しています。ランドローバー新型『DISCOVERY』、今後発売予定の4番目のRANGE ROVER ファミリーとなる『RANGE ROVER VELAR』、そしてジャガー初のエレクトリック・パフォーマンスSUV『I-PACE』など、新型モデルやイノベーションへの投資を積極的に行っていますが、今後も新技術や、お客様にとって新鮮で心を動かすようなエクスペリエンスを開発・提供していくという当社のコミットメントをさらに加速させていきます」

ーーー最高財務責任者(CFO)、ケネス・グレゴール氏
「時期によって需要や世界の経済状況に変動はありますが、当社は意欲的に成長計画を遂行しています。財務規律の維持に注力しつつ、営業キャッシュフローから今後の投資の財源を確保していきます。地政学的、経済的には不安定な状況のなか、本年度を良い結果で終えることができたことを嬉しく思います。私たちは魅力的でエキサイティングな製品を投入していくことで、今後も好調な業績を維持できると確信しています」

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