ジャガー・ランドローバーは2016年11月15日、2016/17年度第2四半期(2016年7〜9月)の決算を発表した。
売上高は前年同期の約48億ポンド(約6,672億円)から約60億ポンド(約8,340億円)と23%増加し、税引き前利益は前年同期の1億5,700万ポンド(約218億2,300万円)の損失に対し、2億8,000万ポンド(約389億2,000万円)の利益となっている。これは製品需要の増加や、為替相場の改善、製品価格の見直しに加え、2016年中国の天津港で発生した爆発事故で計上した特別費用が反映されている、とのことだ。
ジャガーの世界販売台数は、ジャガー初のSUV「F-PACE」、ダイナミック・ラグジュアリー・サルーン「XF」、スポーツ・サルーン「XE」に加え、中国市場における「XF」のロングホイールベース仕様「XFL」の堅調な受注によって、前年同期比84%増となっている。ランドローバーの世界販売台数は、プレミアム・コンパクトSUV「DISCOVERY SPORT」およびラグジュアリー・コンパクトSUV「RANGE ROVER EVOQUE」の根強い需要が牽引し、前年同期比15%増となっている。
主要市場における販売台数では、中国が49%増、北米が39%増、英国が28%増、英国を除くヨーロッパ諸国が31%増を記録。EBITDA(支払利息・税金・減価償却・償却控除前利益)は、前年同期の約5億8,900万ポンド(約818億7,100万円)に対し、約6億1,500万ポンド(約854億8,500万円)に伸長している。
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