2016年11月16日、ジャガーはロサンゼルスとロンドンというふたつの都市をまたいだ、VR(ヴァーチャルリアリティ)発表イベントを開催した。そこで発表されたのが、電気自動車「I-PACE」のコンセプトカー。このモデルは2017年に市販車モデルを発表し、2018年に発売を開始する予定となっている。
[編集部からのひと言]
他メーカーと比べると立ち上がりこそスローだったが、フォーミュラEに参戦するなど、急速に電動化へ注力している。2年後にはデリバリーを開始するジャガーの電気自動車。
このi-PACEは、NEDC(New European Driving Cycle)での走行距離は500km以上、EPA(米国環境保護庁)のモードでは220マイル以上を走行できる、90kWhのジャガー・ランドローバーが設計と開発を行なったリチウムイオンバッテリーを搭載している。
充電に関しては、すでに普及しはじめている50kWhの直流充電器を使えば約90分で80%の充電が可能。また追加2時間で満充電が可能だ。
パフォーマンス面では、前後アクスルに電気モーターを搭載していて、システムのパワーは400ps、トルクは700Nmを発生。AWDによるトラクションのよさも合わせて、0-60mph加速は約4秒という俊足さも実現している。
ボディデザインはユーティリティ性の高いSUV的なものを採用しているがこれは、5名乗車ができるスポーツカーであり、パフォーマンスレベルの高いSUVでもある、ということから生み出されたものだ。
ジャガーではこのi-PACEをいち早く購入したい、というユーザー向けに、専用のウェブサイトをスタート。ここから登録をすると、購入に関する情報を優先的に配信していく、とのことだ。
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