ジャガー・ランドローバーは2016年9月13日、 スロバキア共和国ニトラ市に、新たな製造拠点となる新工場の建設を開始したと発表した。
広さ30万m2に及ぶ新工場は、ジャガー・ランドローバーのアルミニウム製新型モデルを年間15万台製造する予定。これは北米市場やアジア市場におけるジャガー・ランドローバーの販売数の拡大と、ヨーロッパ市場での好調さがその背景にある。
新工場の稼働は2017年中を、第1号モデルのラインオフは2018年後半を予定していて、これまでの英国内3工場と中国、インド、ブラジルの各工場に加えた、世界規模の製造能力を強化を実現する予定だ。
ジャガー・ランドローバーはこの工場新設に対して約10億ポンド(約1300億円)を投資。さらに英国内のエンジン工場にも約10億ポンドを投資するなど、2016/2017年における施設などへの投資額は30億ポンド(約3900億円)以上を計画。世界規模でのマニュファクチャリング施設拡大を実現していく予定となっている。
編:ジャガーの勢いが注目だ。国内でもF-Paceなど注目のモデルが投入され、セダンもXE、XF、XJとプレミアムモデルがフルラインアップしている。さらにF-Typeのようなピュアスポーツカーもあり、ブランド力強化がはっきりしている。ドイツ御三家を脅かす筆頭だブランドだ。
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