【ジャガー】90周年を記念し初代モデルと次世代コンセプトを歴史あるホテルにて披露

ジャガーは2025年12月4日、90周年を迎え、長年にわたるブランドとデザインの歴史を記念し、初代「SS ジャガー」と新生ジャガーのデザインビジョン・コンセプト「タイプ 00」を、ロンドンのザ・チャンセリー・ローズウッド・ホテル前で披露した。

ザ・チャンセリー・ローズウッド・ホテルはイギリスが隆盛を極めたミッドセンチュリー、そして現代においても英国の芸術性を象徴するこの建物は、ジャガーの芸術的挑戦を映し出すにふさわしい場である。

90年の時を隔てながらも「Copy Nothing」(模倣はせず)という信念に裏付けられた2台のモデルは、それぞれの時代における伝統からの脱却を象徴している。「SS ジャガー」は当時、ジャガーというブランドを確立したモデルであり、「タイプ 00」は現時点におけるジャガーの未来を示唆するモデルである。

「SS ジャガー」は、ジャガーの名を冠した最初のモデルであり、創業者のウィリアム・ライオンズ卿の信念である「Copy Nothing」を体現。低いルーフラインと長く伸びたボンネットは、1900年代初頭当時の常識を大胆に覆すデザインである。多くの英国車が縦長で実用的であった時代に、「SS Jジャガー」は長いボンネットと流れるようなラインによって、洗練された車高の低いシルエットを実現している。

「ジャガー タイプ 00」は、これからのジャガーを象徴するデザインビジョン・コンセプトだ。大胆不敵なステートメント、羨望の的となるような存在感、力強いフォルム、ダイナミックなプロポーションは、未来のジャガーを暗示している。

「SS ジャガー」から「F-タイプ」に至るまで、ジャガーはどの時代においても周囲に同調することのないアイコンを生み出してきた。「XK120」は当時の最速記録を樹立し、「E-タイプは美しさの新たなベンチマークを築き、「XJS」はラグジュアリーとパフォーマンスを融合させ、「F-タイプ」はスポーツカーへの情熱を改めて掻き立てる存在であった。ジャガーは常に優雅さ、大胆なデザイン、そして魂を揺さぶるパフォーマンスによって独自の世界を築いてきた。

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